この書は、東京時代に大変お世話になった杉並の大義塾で、(奇しくも私が大義塾を去ることとなった年でもある)平成4年のはじめに先生から頂いた、小川忠太郎先生(剣道範士九段)の辞世の句の写しです。小川先生は大義塾の故中村太郎先生の師でもあられた方です。
あれから14年の歳月が流れましたが、私は今でもこの書のコピーを書斎机に飾って大切にしています。剣道から学んだ中で、私にとって一番大切な「平常心」という言葉について、片時も忘れることが無い様にという思いをこめて・・・。
このような書に出会えたことに、またこの書の写しを私に下さった大義塾との出会いに、私は今でも大変感謝をしています。縁と言うのは誠にありがたいものです。