今年も福岡市剣道交流大会に出場してまいりました。
ちなみに昨年はこんな感じでした・・・
平成18年 第2回福岡市剣道交流大会
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さて、結果速報に行く前に報告しちゃいます(#^.^#) 今年は下記のようなことになりました!ぱちぱちぱち!
昨年この大会の参加賞で頂いた牧瀬先生書による「初太刀入魂」手ぬぐいの質が非常に良くて、松下電器剣道連盟の「道」の手ぬぐいについだ使いやすさだったため、今年もこの手ぬぐいがもらえるだけでも参加する価値ありだったのですが、下記の通り、いただいたのは手ぬぐいだけではありませんでした。
さて、それでは大会結果のご報告を・・・
この大会は少年から60歳以上まで幅広い層の剣士が集まるのが特徴ですが、同時に出場チームの実力がかなり高いことも特色になっています。
一般の部では、チームの各パートに出場資格として年齢制限があり、幅広い剣士がそろっている道場でないと出場できません。
また、少年の部には、昨年に引き続き稲留さんの娘さん息子さんがそろって出場されていました。
今年は息子さんが次鋒で出場したチームが勝ちあがっていたようです。
さて、私たち一般の部は小学生・中学生・高校生の予選が終わって14時ごろから始まりました。
朝早くから集合してくれた選手のみなさん、特に朝一番に受付をしてくれた竹森さん、本当にお疲れ様でしたm(__)m
【2回戦】 対 壱岐南剣友会(東区 指導者:吉浦 彰)
さぁ、まずは一般の部第5試合場の第3試合、われわれの緒戦は2回戦からのスタートです。
今年の先鋒は竹森選手。試合開始から先鋒の役割を十二分に発揮してすばらしい攻撃を展開。
きっちり勝ちを収めると同時にチームに勢いをもたらしてくれました。
続く次鋒は小倉選手。小倉さんを次鋒に置ける辺り、今年の我がチームは一味違います。
相変わらずの安定した試合運びで難なく2本勝ち。いよいよエンジンがかかる九州松下剣友会チーム。
続く中堅は昨年と同じで在津選手。折角竹森さんが勢いをつけて小倉さんがつないでくれたムードに水を差すわけには行きませんでした。
在津にしてはめずらしく冷静に攻撃し続けて2本勝ちし、ここで(公約どおり)前3人で試合を決めました。
続く副将も昨年と同じ栗林選手。前週の高知大会で見せた勢いがこの日も健在でした。
チームの勝利は決まっていたものの手を緩めることなく圧巻の2本勝ち。
そして今年のわれらが大将は林田選手。日頃の高見を目指す稽古と試合への対応との狭間で揺れているかに見受けられましたが、徐々にペースをつかみながらチームの勢いを殺すことなく引分。まずは上々の立ち上がりとなり3回戦進出を決めました。
4勝1分(7−0) ※ 勝ち
先鋒 竹森 メ (勝ち) 吉田
次鋒 小倉 コ コ (勝ち) 小田
中堅 在津 コ メ (勝ち) 宮元
副将 栗林 コ メ (勝ち) 溝口
大将 林田 (引分) 藤川
【3回戦】 対 美和台少年剣道部B(東区 指導者:安部 堅)
われわれの第5試合場には、昨年から好調を維持している三菱ふそうチームの中でも、上野選手・鬼塚選手を擁する三菱ふそう本部チームがいました。
初戦を勝てば次はこのチームとあたるだろうと予測していたのですが、実際はこのふそうチームを僅差で破って勝ちあがって来た美和台少年剣道部Bチームとの対戦となりました。
まずは先鋒竹森選手。初戦の勢いそのままに試合開始早々に目の覚めるような面で一本先取。
これがチームに多大なる勇気と勢いを与えてくれました。これぞ先鋒の役割!
続く次鋒小倉選手は、前の試合で鬼塚選手を苦しめた相手と激しく渡り合いながら引分に持ち込みました。これで1勝1分け。
続く中堅在津選手。相手は福岡高校OBの梅津選手でした。力の抜けたひょうひょうとした相手に果敢に攻める在津選手。ところが、先に面をとられてしまいます。
このまま終わると勢いがそがれてしまう!そう思ってひるまずに立ち向かい、すぐに小手を返して勝負に持ち込みました。この日の試合時間は3分で、それほど長くはなかったのですが、残り時間でもう一本を取りに行くことに決めた在津選手はリスクをしょいながら攻めました!・・・が、足が止まったところを面に乗られて敗北してしまいました。
さぁ、こうして勝負の行方は1勝1敗1分(2−2)という全くの五分で副将・大将に託されることと相成ったのでした。
副将栗林選手。いやぁ、流石でした。高段者の試合運びってあんな風にやるのね。でもやってることはシンプルだけどやるのは難しいだろうなぁ・・・という(うまく伝わらないかな?)抜群の試合運びで2本勝ち。
でも、何よりも前半3人が(勝敗は別にして)懸命にチームの勢いを後につないだのが良かったのだと思います。チームワークが機能した場面でした。
大将林田選手の登場です。この時、実は冷静に星取計算ができていたのは小倉さんだけでした(^_^;)
林田さんは「最低でも引き分けんといかんね」とつぶやきながら試合会場へ。
実は、勝ち負けに関係なく1本取ったらチームは勝ちの局面でした。
でも、そんな大将の強い意志が試合で炸裂します。試合開始後すぐに鮮やかな抜き胴が!
赤旗3本が上がると同時に飛び上がらんばかりに喜ぶ小倉さん・・・ここでようやく星取を理解したチームの面々でした。
試合をしている林田選手はそんなことを知る由もなく、引分か勝ちしかないと積極的に攻め続け、結果的には敗北しましたが、チームは見事4回戦準決勝に駒を進めたのでした。
2勝2敗1分(5−4) ※ 本数勝ち
先鋒 竹森 メ (勝ち) 島田
次鋒 小倉 (引分) 池見
中堅 在津 コ (負け) メ メ 梅津
副将 栗林 メ メ (勝ち) 西川
大将 林田 ド (負け) メ コ 本田
【4回戦 準決勝戦】 対 福工大附属城東高等学校指導者(東区 指導者:中野 直)
準決勝の対戦相手は福岡工大附属城東高校の指導者チーム。
この日高校生の部に出場していた沢山の教え子の声援を受けながら、前二人に福岡県警特錬員をそろえた強豪チームとの、ほとんどアウェー的なのりの試合となりました。
だがしかーし、われわれには黄色い声の応援団がいる!そう、めろん&ぷりんの百人力応援団がいるではないか!さらにこの日は(おめでたの)小倉夫人も加わって「めでたさ」だけなら全く負けていない(*^_^*)
そう気分を奮い立たせて試合に臨んだのですが・・・
先鋒・次鋒とさすがに相手も実力者。あえなく敗北を喫しました。
私は中堅だったので、先鋒の試合開始と同時に面を付け始めたのですが、なんと、面を付け終わらないうちに出番が回る予想外の劣勢に、私自身もあえなく敗北を喫してしまいました。
こうして準決勝でも(公約どおり)前三人で試合を決めたのでした(>_<)ちゃんちゃん。
ところが、副将・大将は一味違っていました。
結果だけみるとそのまま押されて一方的に敗北した感じに見えますが、そんなことはありません。
栗林さんも林田さんもチームの勝敗とは別に九州松下剣友会の看板をしょってすばらしい戦いを披露してくださいました。脱帽です!
色々な問題もあって旗は相手に上がりましたが、立派な準決勝戦だったと思いました。
こうして今年の福岡市剣道交流大会はベスト4・3位入賞という結果で幕を閉じました。
0勝4敗1分(1−9) ※ 負け
先鋒 竹森 (負け) ド メ 小野
次鋒 小倉 (負け) メ コ 千布
中堅 在津 (負け) メ メ 永冨
副将 栗林 (負け) メ メ 中野
大将 林田 コ (引分) コ 田中
実は、九州松下剣友会チームは、大会の規模とは関係なく、これまでまったくの無冠だったのです。最高戦績はベスト8が2回ありましたが、今回、日頃一緒に稽古をしている仲間で勝ち取った初めての賞だったため閉会式辺りからじわじわと感動がこみ上げてきました。
「入賞っていいな・・・」そんな顔で一日を終えた選手一同でした。
さぁ、今週は社会人親善大会です。こちらも入賞目指してがんばりましょう!
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