平成20年度 西部日本剣道大会結果速報!

毎年恒例の西部日本剣道大会に出場してまいりました。
今年も3チームエントリーしました(^ー^* )♪
みなさん、朝早くからお疲れ様でした<(_ _)>
今年はムードメーカーの竹森・江村福高師弟コンビが結婚式のため欠場し、
盛り上がりが足りない感じがしたのは私だけでしょうか?
出場チームは下記の通り。
妙義塾
先鋒 芳野光邦(5)
次鋒 分山大輔(4)
中堅 手島孝浩(4)
副将 在津吾朗(5)
大将 高本義崇(6)
パナソニック剣友会
先鋒 西原清高(5)
次鋒 宮脇栄治(3)
中堅 中村裕介(5)
副将 冨崎博隆(5)
大将 栗林 毅(7)
九州松下剣友会
先鋒 應地紀宏(4)
次鋒 原 杏奈(3)
中堅 黒河通孝(2)
副将 池田博貴(5)
大将 磯村勝之(5)
個人戦 在津吾朗(5)
個人戦 應地紀宏(5)
個人戦 池田博貴(5)
個人戦 原 杏奈(3)
さて、まずは個人戦。
今年の紅一点、原杏奈選手はこれがデビュー戦となりました。
女子個人戦では圧倒的な強豪選手が数人いるのですが、原選手も中々の試合内容だったようです。が、結果はほろにがデビューとなりました(^_^;)
またがんばりましょう!
そして、今年は2回戦から登場の在津選手。
なんということか、あれだけ多くの出場選手がいる中、博多区剣連の仲間である平石さんとの対戦に。お互いに手の内を知り尽くしている感がありましたが、何とか面をいただき勝たせていただきました。
ところが、次の対戦相手がこれまた筑紫支部剣連の御厨さん……。
まったく、組み合わせはどうなっているのだ!
結果は、巧みに手元を浮かせにかかる御厨選手に小手を叩かれ敗北。
今年は3回戦ボーイで終わりました onz
まぁ、昨年は初戦敗退でしたから良しとします。
昨年準決勝に駒を進めた池田選手は順調に勝ち進み、強敵西日本シティ銀行の浜地選手と対戦。延長にも連れ込む手に汗握る展開でした。
が、最後は続けざまに3度引き面を繰り出され、これをかわしたものの、リズムを強引に持っていかれた感じになったところで一本奪われて万事休す。ココを超えれば昨年同様のコースかと思われただけに残念でした。
應地選手も順調に初戦、2戦目と勝ちあがったものの、3戦目で力尽きてしまいました。
西部日本の個人戦は中々厳しいものがあります。はい。
ちなみに今年の優勝は儀部選手(子龍会)、準優勝は安藤選手(玄武館)でした。


さぁ、続いて団体戦です。
今年も3チームとも十分上位進出を狙えるメンバーで組むことができたと思います。
特に若手主体で組んだ九州松下剣友会チームの活躍が期待されたのですが・・・。
まずは大将栗林選手が率いるパナソニック剣友会チームが登場。
先鋒西原選手、次鋒宮脇選手……堅かったですね(^_^;)
緊張されていた様子でした。
いきなりの2敗スタートとなり後半へ。
中堅中村選手、いつもの通り厳しい攻めを繰り出し続け、あと少し、もう少しという感じでしたが惜敗してしまいチームは敗北。ほろ苦い対戦となってしまいました。試合途中に倒されて頭を打たれた様子でしたが大丈夫だったでしょうか?心配です。
気を取り直して登場した副将冨崎選手。
昨年まで海外駐在していた彼の復帰戦です。
緊張している感はあったものの、見事に一本勝ち!いやぁ、見事でした。
最後は大将栗林選手が格の違う剣道を展開しつつ引分けて1勝3敗1分と相成りました。
お疲れ様でした。西原選手、宮脇選手、リベンジの機会までまた稽古を積みましょう!(^ー^* )♪
続いて大将磯村選手率いる九州松下剣友会チームの登場です。
初戦は先鋒應地選手、次鋒原選手の見事な試合運びで主導権を握り、
そのまま中堅黒河選手、副将池田選手も勝利して圧勝。
流石に大将戦は簡単には勝たせてくれなかったですが、磯村選手、原選手の団体デビュー戦はいい感じで発進しました。
次の相手は福岡刑務所チーム。強豪です。
私は自分のチームの出番待ちであまりよく見えなかったのですが、
この試合は先鋒、次鋒、中堅と立て続けに敗れてしまい完敗したようでした。
結局この相手チームが準優勝したようなので、まだまだ上位進出までには超えねばならぬ山がありそうですね。
そして最後に登場したのは、竹森選手を欠き、代わりに分山選手を次鋒にすえた妙義塾チーム。
分山選手のデビュー戦でもありました。
初戦の相手は古豪の宮崎烈士会チーム……のはずだったのですが、次鋒の選手が個人戦でアキレス腱を断裂してしまい、そのままチームも出場事態となりまして、初戦は不戦勝のスタートとなりました。
この試合、やりたかったなぁ。無念です。
次の対戦相手は、九州松下剣友会チームに続いてこれまた福岡刑務所関係のチーム。うーん、相手は1試合こなして勝ち上がってきており、こちらは初戦。一抹の不安がよぎりました。
試合が始まるとその予感が的中。
まずは先鋒芳野選手登場。
私も以前一度全日本予選で対戦したことのある緒方選手との一戦。見た感じでは、いつもだったら引き分けか一本勝ちかなという展開の中試合が進んでいたのですが、終わってみれば一本取られて敗北してしまったのです!確かに相手も強かったけど、これは残念でした。
次鋒分山選手登場。
これまた試合開始早々に一本先取されて苦しい展開に。
しかし、そこは若さを爆発させて、デビュー戦とは思えない試合運びで一本取り返して引き分けに持ち込みました。グッジョブ(^ー^* )♪ 
まぁ、試合時間がもう少しあれば勝っていた感もありましたが、試合時間3分で一本選手された状態から逆転するのは難しいですね。
さて、1敗1分の局面で中堅手島選手登場。
すばらしい。やっぱりすごすぎます<(_ _)>
相手を圧倒しての一本勝ちで、チームの星取を五分に戻してくれました。
さぁ、これでいつもの形で後半戦です。副将在津選手登場。
小兵の秋吉選手を相手に何とか自分のペースを守って試合を作ろうと精一杯がんばりました。
が、が、が……なんとなんと引き胴を決められてしまい一本負け。つばぜり合いの形にクセがあるなと思ったところで意識が囚われてしまいました。さっさと離れていればこのような不覚は取らずにすんだものを。あぁ、なんてこった。結局この負けが一番痛かったですね onz 
相手の大将森選手は高本選手を上回る長身で、この試合はいつもと違う雰囲気でした。
高本選手の方が小さいなんて…。
結局大将戦は引き分けとなり、終わってみれば1勝2敗2分での敗北。
昨年のパート決勝での三菱ふそう戦と同じような展開で終わってしまいました。
というわけで、今年は残念な結果に終わりました。
ちなみに大会成績は、
優 勝:ケイアイ物流 
準優勝:福岡刑務所
三 位:武道戦隊絆 
三 位:西日本シティ銀行本店
だったようです。
今年の大会は12月の日田大会だけとなりますが、最後まで勝利を求めてがんばりましょう!
出場選手の皆さん、お疲れ様でした<(_ _)>

この記事を書いた人

剣道錬士六段 ザイツゴロウ