攻防の基本

打たせない・打たれないという所から攻防を始める。
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中心を攻める。
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中心線・正中線を取りあう攻防。
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間合いを探る。
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有利な間合いを取り合う攻防。位取りの攻防。
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打突の機会を捉える攻防。
表を攻める・裏を攻める・下を攻める・上を攻める。
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打ち間に入る。
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1拍子で打つ。
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残心
【ポイント】
相手の動きを待っているのではなくて、隙があれば打つぞ、動いたら打つぞという体勢でこちらから積極的に間合いに入って行き、機会を逃さず打つ。
そのために、相手がどう出てきても打つことができるように、手の内を研究し、技を身につけておく
打ち間に入ったところで相手の出方に応じて打ってみる。
打っていった所を返されて打たれるようであれば、打つべき所ではなかったことを知る。
技を知らずに攻防はありえない。
技を頭で知っているだけでなく、技を体に覚えさせることが大切。
打突後の余勢は、相手の体を真っ二つに切り、その間を抜けていくイメージで抜ければ油断せずすぐに振り返り構えを整える。

この記事を書いた人

剣道錬士六段 ザイツゴロウ