6月30日の稽古会

【参加】 10名
宮本(7) 林田(6) 東郷(6) 高本(6) 山村(5) 在津(5) 
川崎(5) 前原(4) 中山(4) 谷川(小5) 
今日はPFSC甲府の東郷さんが稽古会に参加してくださいました。
2週間の鳥栖出張にあたり、防具を宅急便で送っての参加です。
本当にありがたいことです。
宮本さんが少年剣道の指導のため早めにあがらなければならなかったこともあり、早めに稽古会を開始しました。
昇段審査を控えた中山君も熊本から駆けつけて、充実の稽古会となりました。
第2道場は、東郷さん、前原さん、在津の三人で、先週に続いて「とり勝」にてチキンステーキを囲んでの剣道談義となりました。
特に、今回開設した剣友会専用のオンラインコミュニティ「剣士諸君!オンラインコミュニティ妙義塾道場」について東郷さんをはじめ松下電器剣連のみなさんが積極的に登録をしてくれている話で盛り上がったり、東京から甲府までは中央線で1時間40分程度で行けるという話を聞いて、今度山梨に遠征してみようかなと言う気になったり、私の拙いメールニュースの剣道講座の記事を野田さんが大切に扱ってくださっているという話を伺って気が引き締まったりして、とても楽しい時間をすごさせていただきました。
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東郷さん、またぜひいらしてくださいm(__)m
山梨遠征とシンガポール遠征の件、まじめに考えて見ます(*^_^*)
【今日のポイント】
準備運動のところから稽古は始まっています。
気を引き締めて、節度と迫力のある真剣味にあふれた稽古会にしていきましょう。
いつもアドバイスを受けていることではありますが・・・
初太刀の一本の稽古は、文字通り初太刀を奪うための稽古です。
全力を初太刀に集中して、ベストの一本を繰り出すべく稽古をしてください。
地稽古ではありませんので、精度の低い打突で互いにパンパンと何度も打ち合いを行い、ただ一本を採ればよいというものではなく、初太刀を奪えなければそこでその回は終了し、なぜだめだったのかを反省するほどの姿勢がほしいところです。各自よくよく考えてみてください。
基本稽古の打突は、初太刀の一本を取りに行く際の、技の精度を高めるために行っています。
技を練るために稽古を繰り返しているのであって、準備運動ではありません。
一本一本を真剣に取り組むことが大切です。
地稽古は、相手がいる実践的な環境の中で、基本稽古で練った技を試し、実際に有効打突を奪えるように工夫するために行っています。
相手も同じく有効打突を奪いに来るため、対人的な応用能力が必要です。
特に打突の機会はそれほど多く現れはしないものであるから、その数少ない機会をしっかり捉えて打突を繰り出し、一本を奪えるように剣を練ることが大切です。
打突の機会でもないのに無駄に打突を繰り出すことは戒めねばなりません。
また、基本稽古と対人的な稽古との違いとしては、互いが有効打突を奪おうとしあうため、打ち間が難しいということでしょう。
相手より先に打ち間に入り、相手を動かしておいてから打突を奪えるように稽古を積みましょう。
かけがえのない「時間」を投資して取り組む稽古です。
可能な限り質を高めて、しっかりとした人間作りに励みましょう。
【次回予告】
今月最後の稽古会です。暑さに負けずにがんばりましょう!
  7月7日(土) 17:00〜19:00 @ 大野城総合体育館 武道場 です!
それでは、17時を目標に武道場に集合しましょう!

この記事を書いた人

剣道錬士六段 ザイツゴロウ