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2005年11月25日

2005年度 西部日本剣道大会 (やや)速報!

西部日本剣道大会に出場してまいりました。
まずは選手のおさらいです。

【監督】栗林

【大将】中村裕介 五段
【副将】在津吾朗 五段
【中堅】芳野光邦 四段
【次鋒】荻野武男 五段
【先鋒】西原清高 四段

【個人戦】

 在津吾朗  五段
 藤田亜紀奈 三段
 江村由美  三段

【応援団】

 満田暁史 三段

つづいて気になる結果の報告です(*^_^*)

・ 満田選手

最高の応援団でした(*^_^*)
ありがとうございました!
剣道フェチの一面も垣間見れましたね。
元有名選手だったあの選手この選手話、とっても楽しかったです。

さて、まずは個人戦から。

・ 藤田選手 

1回戦の相手は同大会で優勝を争うほどの有名な会「宮崎烈士会」の長身選手。

試合巧者な相手に少しもひるまぬ藤田選手。
慎重に構えた相手の小手にあの得意技が炸裂。

宮本さん、栗林さんの7段コンビがふたりともやられたあの伝説の「小手」が!
強烈な小手に副審の旗がパッと上がる。
が、技の激しさとは対極的なほど慎ましやかな「コテッ!」の掛け声が
無常にも主審の耳に届かなかったのか、明らかに後うちの相手の面にも旗が・・・。

合議を申し出た主審に副審が折れる形で相手の面に決着・・・あぁ無念!

それにしてもよくやったぞめろん!

ぱちぱちぱち。

・ 江村選手

熱く冷静に試合を運ぶところ、さすがは江村選手!

初戦は、女子個人戦の1試合目。
誰しも緊張を避けられないシチュエーションにも動じることなく相手を撃破。

つづく2回戦、開始早々に一本を先取して有利な展開に。
その後も、自ら繰り出した引き技の勢いで転んでしまう場面などもありながら、
難なく撃破して3回戦進出。

3回戦の相手は福大OB中心の強豪「筑前会」の中でも強豪の誉れ高い白水選手。

その巧妙な試合運びに江村選手の果敢な攻めが間合ぎりぎりでかわされていく。
試合はそのまま互いに決めてなく延長戦に突入。
更につづけて攻め立てる江村選手。打って打って打ち続ける江村選手。
がんばった、本当にがんばった。
がんばったんだけど、最後は小手を浴びて試合終了。

惜しかった、うぅん、実に惜しかった。
来年は入賞も夢じゃないね!ぷりん、お疲れ様でした!

・ 在津選手

初戦の相手は唐津の選手。

開始と同時にどんどん攻め込んでくる相手が面に出ようとした瞬間、
その出端を捉えて面を放ちまずは一本先取。
更に激しく責めてくる相手の出端の小手を続けて捉えて撃破。

2回戦の相手はさめ胴を装着した若手選手。

やけにひっきりなしに動き回る相手に閉口する在津選手。
もつれる展開の中で飛び込んだ在津先取の竹刀が相手の面を捉えたかと思われたが、
軽快なフットワークでかわされる。
そのすぐ後、今度は逆にもつれた展開から小手を押えられ一本先取されてしまう。

更に試合終了間際、相手の喉元に入り込んだ竹刀を抜こうとしたところを
これまた素晴らしいフットワークで引き面を決められ万事休す。

なんとこの相手19歳の若者でした(T_T)とほほ。

さぁ、お次は団体戦

初戦の相手は山口県のカワノ工業
選手全員が五段で毎年結構いい線まで勝ち上がる中々の強豪チームでした。

・ 先鋒 西原選手

先鋒戦らしい激しい攻防の中、開始早々相手に一本先取される西原選手。
このまま敗れてしまうのかという周囲の気配を打ち消すように
鮮やかな飛び込み面で取り返してシーソー展開。

あと一息で引き分けという瞬間・・・痛恨の2本目をくらい敗退。

・ 次鋒 荻野選手

試合は先鋒戦に引き続いて激しい打ち合いに・・・。

そんな厳しい展開の中、攻めつ守りつ奮戦する荻野選手。
がんばれ荻野!

互いの竹刀が惜しい所を攻め立てるものの、決め手なく時間一杯引き分け。

・ 中堅 芳野選手

先の2選手とはうってかわって守りを固める相手に
芳野選手の緻密な攻めも今一歩及ばない。

ひとつ先行された局面なだけに無理はできない。
厳しい攻めにも中々出てこない相手を、それでも激しく攻め立てる芳野選手。

あと一息!という場面も多々ありながら結果は引き分け。

これでここまで1敗2分の試合展開に・・・。
ここで次の副将が敗れればチームは敗退。
最低でも引き分け、できれば勝たなければ・・・。

・ 副将 在津選手

中々手ごわい相手に攻めあぐねつつも突破口を探る在津。
数十秒が経過した頃、在津の竹刀が相手の小手に伸びた。
竹刀が・・・あれ?竹刀が相手の稽古着に引っかかった。

あれ、これって、やばいぞ・・・え?(・_・)

「小手ぇぇぇ」って・・・(・_・;)

おいおい・・・えぇぇぇ!

打たれた場所は違えども、個人戦とほとんど同じ展開で一本先取されてしまいました。


その後もなんとか取り返して引き分けに持ち込もうと攻め続けたんですが(T_T)

いや・・・あの・・・その・・・本当にごめんなさい。

というわけで、痛恨の一本負けを喫し勝負はここで決着。

・ 大将 中村選手

チームの勝敗は決したものの、我らが大将中村選手登場。

チームのリベンジだ!!

積極果敢に攻め込む中村選手。
激しい攻防の中で面に飛ぶ中村選手、が、相手も試合巧者だ。
中村選手の竹刀が相手の面を捉えるかと思われたその瞬間、
相手は巧みに胴を抜き一本。

一本失い、なお勝負を積極的に進める中村選手の竹刀が相手の打突部を激しく襲う。

相手もさすがに大将、虎の子の一本を守り抜き勝負は決着。

こうして我らの西部日本剣道大会は終了したのでした。

2005年度 西部日本剣道大会

西部日本剣道大会に出場してまいりました。
まずは選手のおさらいです。

【監督】栗林

【大将】中村裕介 五段
【副将】在津吾朗 五段
【中堅】芳野光邦 四段
【次鋒】荻野武男 五段
【先鋒】西原清高 四段

【個人戦】

 在津吾朗  五段
 藤田亜紀奈 三段
 江村由美  三段

【応援団】

 満田暁史 三段

つづいて気になる結果の報告です(*^_^*)

・ 満田選手

最高の応援団でした(*^_^*)
ありがとうございました!
剣道フェチの一面も垣間見れましたね。
元有名選手だったあの選手この選手話、とっても楽しかったです。

さて、まずは個人戦から。

・ 藤田選手 

1回戦の相手は同大会で優勝を争うほどの有名な会「宮崎烈士会」の長身選手。

試合巧者な相手に少しもひるまぬ藤田選手。
慎重に構えた相手の小手にあの得意技が炸裂。

宮本さん、栗林さんの7段コンビがふたりともやられたあの伝説の「小手」が!
強烈な小手に副審の旗がパッと上がる。
が、技の激しさとは対極的なほど慎ましやかな「コテッ!」の掛け声が
無常にも主審の耳に届かなかったのか、明らかに後うちの相手の面にも旗が・・・。

合議を申し出た主審に副審が折れる形で相手の面に決着・・・あぁ無念!

それにしてもよくやったぞめろん!

ぱちぱちぱち。

・ 江村選手

熱く冷静に試合を運ぶところ、さすがは江村選手!

初戦は、女子個人戦の1試合目。
誰しも緊張を避けられないシチュエーションにも動じることなく相手を撃破。

つづく2回戦、開始早々に一本を先取して有利な展開に。
その後も、自ら繰り出した引き技の勢いで転んでしまう場面などもありながら、
難なく撃破して3回戦進出。

3回戦の相手は福大OB中心の強豪「筑前会」の中でも強豪の誉れ高い白水選手。

その巧妙な試合運びに江村選手の果敢な攻めが間合ぎりぎりでかわされていく。
試合はそのまま互いに決めてなく延長戦に突入。
更につづけて攻め立てる江村選手。打って打って打ち続ける江村選手。
がんばった、本当にがんばった。
がんばったんだけど、最後は小手を浴びて試合終了。

惜しかった、うぅん、実に惜しかった。
来年は入賞も夢じゃないね!ぷりん、お疲れ様でした!

・ 在津選手

初戦の相手は唐津の選手。

開始と同時にどんどん攻め込んでくる相手が面に出ようとした瞬間、
その出端を捉えて面を放ちまずは一本先取。
更に激しく責めてくる相手の出端の小手を続けて捉えて撃破。

2回戦の相手はさめ胴を装着した若手選手。

やけにひっきりなしに動き回る相手に閉口する在津選手。
もつれる展開の中で飛び込んだ在津先取の竹刀が相手の面を捉えたかと思われたが、
軽快なフットワークでかわされる。
そのすぐ後、今度は逆にもつれた展開から小手を押えられ一本先取されてしまう。

更に試合終了間際、相手の喉元に入り込んだ竹刀を抜こうとしたところを
これまた素晴らしいフットワークで引き面を決められ万事休す。

なんとこの相手19歳の若者でした(T_T)とほほ。

さぁ、お次は団体戦

初戦の相手は山口県のカワノ工業
選手全員が五段で毎年結構いい線まで勝ち上がる中々の強豪チームでした。

・ 先鋒 西原選手

先鋒戦らしい激しい攻防の中、開始早々相手に一本先取される西原選手。
このまま敗れてしまうのかという周囲の気配を打ち消すように
鮮やかな飛び込み面で取り返してシーソー展開。

あと一息で引き分けという瞬間・・・痛恨の2本目をくらい敗退。

・ 次鋒 荻野選手

試合は先鋒戦に引き続いて激しい打ち合いに・・・。

そんな厳しい展開の中、攻めつ守りつ奮戦する荻野選手。
がんばれ荻野!

互いの竹刀が惜しい所を攻め立てるものの、決め手なく時間一杯引き分け。

・ 中堅 芳野選手

先の2選手とはうってかわって守りを固める相手に
芳野選手の緻密な攻めも今一歩及ばない。

ひとつ先行された局面なだけに無理はできない。
厳しい攻めにも中々出てこない相手を、それでも激しく攻め立てる芳野選手。

あと一息!という場面も多々ありながら結果は引き分け。

これでここまで1敗2分の試合展開に・・・。
ここで次の副将が敗れればチームは敗退。
最低でも引き分け、できれば勝たなければ・・・。

・ 副将 在津選手

中々手ごわい相手に攻めあぐねつつも突破口を探る在津。
数十秒が経過した頃、在津の竹刀が相手の小手に伸びた。
竹刀が・・・あれ?竹刀が相手の稽古着に引っかかった。

あれ、これって、やばいぞ・・・え?(・_・)

「小手ぇぇぇ」って・・・(・_・;)

おいおい・・・えぇぇぇ!

打たれた場所は違えども、個人戦とほとんど同じ展開で一本先取されてしまいました。


その後もなんとか取り返して引き分けに持ち込もうと攻め続けたんですが(T_T)

いや・・・あの・・・その・・・本当にごめんなさい。

というわけで、痛恨の一本負けを喫し勝負はここで決着。

・ 大将 中村選手

チームの勝敗は決したものの、我らが大将中村選手登場。

チームのリベンジだ!!

積極果敢に攻め込む中村選手。
激しい攻防の中で面に飛ぶ中村選手、が、相手も試合巧者だ。
中村選手の竹刀が相手の面を捉えるかと思われたその瞬間、
相手は巧みに胴を抜き一本。

一本失い、なお勝負を積極的に進める中村選手の竹刀が相手の打突部を激しく襲う。

相手もさすがに大将、虎の子の一本を守り抜き勝負は決着。

こうして我らの西部日本剣道大会は終了したのでした。

2005年11月02日

九州松下剣友会ニュース 17号

週末稽古でいい汗流そう!

(^.^)週刊チューリップニュース17号(^.^)

◇-----------------------◇
  (+_+) 目 次 (+_+)
◇-----------------------◇

----------------------------------
◎ 行事・稽古予定
----------------------------------
◎ 先週の稽古会 実況過去中継
----------------------------------
◎ さらば西原さん (T_T)
----------------------------------
◎ 終わりに・・・
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----------------------------------☆彡
◎ 行事・稽古予定
----------------------------------☆彡

明日は特別スペシャルデェ〜♪
全日本剣道選手権大会が行われますね!
チェキラ!
映画ロッキーを観て盛り上がったように、
大会をテレビで観て週末の稽古に参加しよう!

※5日の稽古会は那須さんが参加されます!

★11月・12月のおもな行事予定★

今年もあとわずか・・・年の瀬に向けて稽古計画をたてましょう(*^_^*)

  11月 3日(木)全日本剣道選手権大会 日本武道館

  11月 5日(土)稽古会 17時〜19時 大野城総合体育館

  11月 12日(土)※年輪ピック開催のため会場探し中。未定。

  11月 19日(土)全剣連合同稽古会 14時〜16時 福岡中央体育館

  11月 19日(土)稽古会 14時〜19時 大野城総合体育館

  11月 19日(土)稽古会 17時〜19時 大野城総合体育館

  11月 23日(水)西部日本剣道大会 北九州市総合体育館

  11月 26日(土)稽古会 17時〜19時 大野城総合体育館

  11月 27日(日)丸目蔵人顕彰 七段選手権大会 錦勤労者体育センター

  12月 3日(土)稽古会 17時〜19時 大野城総合体育館

  12月 4日(日)日田近圏親善剣道大会 日田市総合体育館

  12月 10日(土)稽古会 17時〜19時 大野城総合体育館

  12月 17日(土)稽古会 17時〜19時 大野城総合体育館

  12月 24日(土)稽古会 17時〜19時 大野城総合体育館

日本剣道形の稽古に参加される方は稽古会の際に、木刀を持って、
17時スタートできるように早めに集合してください。

----------------------------------☆彡
◎ 先週の稽古会 実況過去中継
----------------------------------☆彡

さて、早速恒例の詫び入れです<(_ _)>

先々先週の稽古会、私は下記のごとく書きました。

先々週は、栗林・那須・服部・在津・西原・川崎・成澤・満田・阿部
・ひらり(わかのコーチ担当)・藤田・江村の12名。

と、ところが!!

実際は、宮本・播磨の両名が参加していたのです!!
がびーん・・・御二方、ごめんなさいです。

で、正確には、14名だったのかな・・・。

さて、先週は、林田・在津・川崎・西原・満田・藤田・江村の7名でした。

アフター剣道は、在津・西原・満田・藤田・江村の5名で
ちゃんこ和田にちゃんこ鍋を食べに行きました。

更にそのあと、クリサンと合流。ジャイアントパフェを食べました。
なぜそんなことになったのか?!

詳細は次のコーナーを見るべし(>_<)

というわけで、みなさん、御疲れ様でした。

正座・黙想・礼!<(_ _)>

----------------------------------☆彡
◎ さらば西原さん (T_T)
----------------------------------☆彡

先週の稽古会でのこと。
いつものように稽古後の礼をして円陣に座り、
林田先生からの講評を頂き、
最後に、「何か連絡事項はありませんか?」と在津。

すると、にわかに手を上げた男がいた。
西原清高 39歳 独身 A型 ちょっと頑固なイデックス社員。

「はい。西原君。」と指名する在津。

「実は今日が最後の稽古会になりました。来週宮崎に転勤します。」

え!どういうこと!!

西原さんらしい・・・
あぁ、あまりにも、西原さんらしい・・・
最後の最後までとことん西原さんらしい・・・
いいや、むしろ西原さん過ぎる!!!

稽古の前に十分時間あったでしょ?
普通決まったらすぐ連絡するっしょ?
第一、「連絡事項」じゃないでしょ!!!

そういうわけで、急遽開催された送別会を経て、
彼は今日11月2日、福岡を旅立ち、
宮崎県延岡市に赴任して言ったのでした。

その夜の西原さんは心なしか私が知っている中で
一番生き生きとしていたのは気のせい?
在津という呪縛から開放されるよろこびからか!?

そんなわけで、向こうに行くとスタンド勤務になるらしく、
PCが扱えなくなるからメールを読めなくなるという
かわいそうなかわいそうな西原さんのために、
在津はマイティーゴードン社の総力を挙げて、
彼にその日のうちにメールアドレスを発行し、
携帯電話でメールをチェックできるような設定までしてあげた。

うぅ、なんという優しい後輩・・・ていうか、逃がすもんか!(-_-;)

ほらそこ、「在津のほうが後輩だったんだ!」って突っ込まないように。

さらば西原さん、安らかに眠れ・・・

合唱・・・「かえるの歌が♪・・・」(*_*)

・・・もとい、合掌(_ _)

----------------------------------☆彡
◎ 終わりに・・・
----------------------------------☆彡

いつも最後まで読んで頂いてありがとうございます。在津です。

今回は「道」について。

先週紹介した中野八十二範士九段の本に、「道」についての解釈がありました。
なるほどなと思いましたので紹介します。

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道というのは言葉の解釈からいえば、「み」は接頭語、「ち」という目標になる。
同じ道でも、中国と日本ではちょっと解釈が違う。
ひとつの目標に達するということでは変わりは無いが、
中国の場合は、ひとつの基本的なものがある。
例えば夫婦の道だとか、或いは天地自然の道だとか、ひとつの規範がある。
人間が修錬して規格にはまった場合には、道に達したという。

日本の場合は、ひとつの目標がある。
その目標にはじめから進んでゆく。
螺旋を描くようにして習練をして、その目的に達した時に、
その人は道に達したというわけなんです。

-----------------------------------

あくまで中野範士の解釈ですが、
「みち」の「み」が「みさき」の「み」と同じ接頭語で
言葉の意味は「ち」にあるというくだりはなるほどと思いました。

すると、「御致」といったところでしょうか・・・。

みなさんもぜひ、目標を持ってそこに向かって進んでいきましょう!

戸締り用心火の用心、一日一善。
健やかな精神は健やかな肉体に宿ります。さぁ、稽古しましょう!

それでは、また土曜日にいつもの道場でお会いしましょう。

----------------------------------☆彡
【企画・制作・文責・配信】

 PCC剣友会チューリップス

 お世話係 在津吾朗

【お世話係への励ましのメールなどは下記へ!】

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【メーリングリストへの投稿は下記へ!】

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----------------------------------☆彡