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2007年06月30日

6月30日の稽古会

【参加】 10名

宮本(7) 林田(6) 東郷(6) 高本(6) 山村(5) 在津(5) 

川崎(5) 前原(4) 中山(4) 谷川(小5) 

今日はPFSC甲府の東郷さんが稽古会に参加してくださいました。
2週間の鳥栖出張にあたり、防具を宅急便で送っての参加です。
本当にありがたいことです。

宮本さんが少年剣道の指導のため早めにあがらなければならなかったこともあり、早めに稽古会を開始しました。

昇段審査を控えた中山君も熊本から駆けつけて、充実の稽古会となりました。

第2道場は、東郷さん、前原さん、在津の三人で、先週に続いて「とり勝」にてチキンステーキを囲んでの剣道談義となりました。

特に、今回開設した剣友会専用のオンラインコミュニティ「剣士諸君!オンラインコミュニティ妙義塾道場」について東郷さんをはじめ松下電器剣連のみなさんが積極的に登録をしてくれている話で盛り上がったり、東京から甲府までは中央線で1時間40分程度で行けるという話を聞いて、今度山梨に遠征してみようかなと言う気になったり、私の拙いメールニュースの剣道講座の記事を野田さんが大切に扱ってくださっているという話を伺って気が引き締まったりして、とても楽しい時間をすごさせていただきました。

togointorikatsu.jpg

東郷さん、またぜひいらしてくださいm(__)m
山梨遠征とシンガポール遠征の件、まじめに考えて見ます(*^_^*)

【今日のポイント】

準備運動のところから稽古は始まっています。
気を引き締めて、節度と迫力のある真剣味にあふれた稽古会にしていきましょう。

いつもアドバイスを受けていることではありますが・・・

初太刀の一本の稽古は、文字通り初太刀を奪うための稽古です。
全力を初太刀に集中して、ベストの一本を繰り出すべく稽古をしてください。

地稽古ではありませんので、精度の低い打突で互いにパンパンと何度も打ち合いを行い、ただ一本を採ればよいというものではなく、初太刀を奪えなければそこでその回は終了し、なぜだめだったのかを反省するほどの姿勢がほしいところです。各自よくよく考えてみてください。

基本稽古の打突は、初太刀の一本を取りに行く際の、技の精度を高めるために行っています。
技を練るために稽古を繰り返しているのであって、準備運動ではありません。
一本一本を真剣に取り組むことが大切です。

地稽古は、相手がいる実践的な環境の中で、基本稽古で練った技を試し、実際に有効打突を奪えるように工夫するために行っています。

相手も同じく有効打突を奪いに来るため、対人的な応用能力が必要です。
特に打突の機会はそれほど多く現れはしないものであるから、その数少ない機会をしっかり捉えて打突を繰り出し、一本を奪えるように剣を練ることが大切です。
打突の機会でもないのに無駄に打突を繰り出すことは戒めねばなりません。

また、基本稽古と対人的な稽古との違いとしては、互いが有効打突を奪おうとしあうため、打ち間が難しいということでしょう。

相手より先に打ち間に入り、相手を動かしておいてから打突を奪えるように稽古を積みましょう。

かけがえのない「時間」を投資して取り組む稽古です。
可能な限り質を高めて、しっかりとした人間作りに励みましょう。

【次回予告】

今月最後の稽古会です。暑さに負けずにがんばりましょう!

  7月7日(土) 17:00〜19:00 @ 大野城総合体育館 武道場 です!

それでは、17時を目標に武道場に集合しましょう!

2007年06月25日

平成19年 福岡地区社会人親善大会結果速報!

今年も参加してまいりました。福岡地区社会人親善大会。
昨年は大雨の中開催されましたが、今年は空梅雨気味のため曇天の中の大会となりました。
昨年は1チームだけのエントリーでしたが、今年は2チーム10名での出場となり大変盛り上がりました(*^_^*)
選手の皆さん、お疲れ様でしたm(__)m

特に、前日の夜から私の会社の事務所に止まりこみで遠征して来てくれた中山くん、お疲れ様!

ちなみに昨年はこんな感じでした・・・

※携帯電話からアクセスしている方はこちらをご覧ください。

昨年は2回戦で強豪三菱ふそうチームと激突し、惜敗して涙を呑んだ大会でした。
さて、今年は如何に!さっそく大会速報をお届けします。


大会は9時開会式で開始されました。
例年通り午前中に個人戦、その後団体戦となりました。
今年は小倉選手がいきなり1試合目、昨年二十数試合目が初戦だった在津選手も3試合目と
1回戦から始まるパターンが多くあったので大会開始ごろからバタバタした感がありました。

【個人戦】

小倉選手

1回戦 対  野田(福岡市消防局)

お互いにいきなり試合ということで若干動きがぎこちない中、厳しく攻める小倉選手。
試合も中盤に差し掛かる頃、竹刀を強く叩かれた相手が、竹刀を落とした直後に居ついたところを見逃さず、間髪いれずに面を奪った小倉選手の一本勝ち。
いつもながら集中力の勝利でした。お見事!

2回戦 対  下川(福岡拘置所)

かなりの試合巧者である下川選手に辛抱強く対する小倉選手。
中々見ごたえある攻防の末、3分間の試合時間を使い切って延長に突入するかと思われたその時、
こらえ切れなかったか面にとんだ小倉選手の胴を完璧に抜いた下川選手に旗3本。
残念無念の1本負けとなりました。

在津選手

1回戦 対  永井(福岡刑務所)

今年は3試合目で登場となった在津選手。
しかも相手は福岡刑務所の中堅どころの永井選手。中々タフな試合となりました。
それでも自分なりには健闘したと思うのですが、
もう少しで時間切れ延長かという所でつばぜり合いとなり、引き際に一瞬の虚を突かれて引き面を奪われてしまいました。
今年は応援団の到着に間に合わずサイレントに敗戦していった在津でした・・・(T_T)
永井選手はその後勝ち続けてパート決勝まで進んでいたので、とても残念でした。

西原選手

1回戦 対  白坂(凸版)

在津選手が敗北してすぐに登場となった西原選手。
最近余り稽古ができていないといいながら、がんばって竹刀を振っていました。
さすがに腹筋がシックスパックなだけのことはありますね(*^_^*)
試合は中々決めてなく3分を使いきり延長戦に・・・。
その後、一瞬話しかけられてよそを向いた隙に一本を奪われて敗退となりました。
西原さん、ごめんなさい!試合結果のレポートをお待ちしておりますm(__)m

前原選手

1回戦 対  佐原(片江剣友会)

これまた大会開始早々の試合となりお互いにぎこちなく始まった初戦。
そこはここの所稽古が充実している前原さん。
全く危なげなく面と小手を決めて見事な完勝。2回戦進出を決めました。

2回戦 対  河原(宗辰館)

日頃の稽古の成果か!?目にも留まらぬ早業であっという間の二本勝ち(*^_^*)
初戦を戦って次で不戦勝とは妙な感じですね。

3回戦 対  蒲地(花畑剣道教室)

何はともあれ3回戦に進出。
相手は小石さんの所の蒲池選手。
3分間の試合時間でお互いに小手を奪い合い勝負にもつれ込む激戦となりました。
最後は相手の面が決まってここで敗退となりました。

芳野選手

1回戦 対  山下(総合警備保障) 

初戦から強豪との組み合わせに辛抱強く延長に持ち込んだ芳野選手。
最後は面を奪って1本勝ち!

2回戦 対  堀(凸版印刷)

初戦に続いて延長にもつれこんだ2回戦。
これも勝負強く小手を決めて3回戦進出!

3回戦 対  岡崎(トヨタ九州)

長身の岡崎選手を相手に何度も惜しい技を繰り出す芳野選手。
引いて引いて引きまくる相手に中々打突部位を捉えきれず延長戦に・・・。
延長開始直後、捨て身の攻撃で小手面にいった芳野選手の剣先は
またしても引きまくる相手の面に届かず残念無念。
最後はスタミナ切れたか足が一瞬と待ったところを突かれて万事休す。
惜しくもここで敗退となりました。

池田選手

2回戦 対  実渕(福岡拘置所)

いきなり強豪との対戦にも動じるどころかアドレナリンが吹き出ている感のあった池田選手。
見事に小手を決めて激戦区で3回戦進出を決めました。

3回戦 対  藤井(九電工)

この大会は三段以下と四段五段の部の二つのブロックに分かれた上で
年齢の近い者通しが同じパートで戦うという面白い趣向の対戦組みポリシーのため
池田選手・芳野選手・中山選手が参加したパートは参加選手の中でも若い高段者ばかりがそろう激戦区でした。
池田選手の3回戦の相手もこれまた試合巧者。
善戦したものの惜しくも面を奪われここで敗退となりました。

中山選手

1回戦 対  本郷(西日本シティ)

激戦区の中で九州実業団の強豪中の強豪、西日本シティ銀行の本郷選手と初戦を戦った中山選手。
果敢に戦って延長に持ち込んだのですが、つばぜり合いの別れ際にお辞儀をしながら下がる相手に、
人柄が出たか!ふっと気を抜いてしまった中山選手。
後味の悪い面を奪われここで敗退となりました。

竹森選手

1回戦 対  大賀(剣揚会)

竹森選手も1回戦から始まりました。
先週の福岡市民交流剣道大会のときよりも動きが良かったように思えます。
試合は3分を使いきって延長に入り、思い切った攻めで面を奪って2回戦進出を決めました。

2回戦 対  糸山(子龍会)

竹森選手の世代にとって糸山選手といえば私の代の市川選手のような存在のようで・・・。
試合の前から緊張しまくりの竹森選手。
ところが、いざ試合が始まると積極果敢に攻めて攻めて攻めまくり、
おしい!あ、またおしい!お、これもおしいっとギャラリーはすこぶる盛り上がったのですが、
残念ながら延長突入かと思われた最後の瞬間、思い切って飛び込んだ竹森選手の懐に飛び込んだ糸山選手の小手が。
惜しくも金星とは行きませんでした。

宮脇選手

※ここは宮脇さんから試合レポートが届きましたので掲載します(*^_^*)

宮脇です。日曜日はお疲れ様でした。
試合の結果を概略お伝えします。

<個人戦 初〜3段の部>

長引いた女子個人戦のあと、ようやく開始。

1回戦

  試合時間が迫ってきても場内アナウンスしても姿が見えず。
  相手が欠場にて不戦勝 (~o~)/  

2回戦

  待ちくたびれたのが災いしてか、思い切りあがってしまいガチガチで体が動かず。
  戸惑いながら2分ほど一進一退の攻防。
  2分過ぎ、面に見せかけ大きく振りかぶって思い切って捨て身で胴へ切り込む。
  これが決まり一本先取。
  続いて、その10秒後、打ち合いの中で面が決まり2本勝ち。
  (実は決まったとは思わなかったので、ちょっと続けてしまいました)

3回戦

  勝ち上がるためには、ここが第一の正念場と考えて臨みましたが、
  蹲踞から「はじめ!」の声で立ち上がった途端、
  相手の構えを見て「あれ?これは攻め場所が分からんぞ。」と四戒が発生。
  少し見合ったのち、双方とも小手を一閃。
  しかし相手が一瞬はやく、一本先取されてしまいました。
  2本目、つばぜり合いから離れ際のスキをつかれ面を決められ万事休す。
  ここで敗退となりました。(T_T)

【団体戦】

さぁ、いよいよ団体戦です。
先週の大会では3位入賞を果たして意気が上がる選手団。
団体戦も早め早めに回ってきました。
まずは1試合目だったAチームから・・・

【業務連絡】 対戦相手の名前を覚えている人は在津まで知らせてください!

九州松下剣友会(A)

1回戦  対宮竹剣友会

【ぷりんから一言】

※池田くんの相手は、上段選手。まさかの敗退に私はドキドキでした。
 在津さんがきっちり引き分けてくれて、勝利しました。

先鋒 芳野 コメ - 
次鋒 池田    -  メ   
中堅 竹森    ×
副将 小石 メ  -  ド
大将 在津    ×

個人戦で3度の延長を戦い抜き、体力的にはかなり消耗していたはずの芳野選手が先鋒の役割を完璧に果たしました!
すばらしいの一言。その気迫、技のきれ、本日一番の出来でした。
続く池田選手は上段選手を相手に思わぬ敗戦。どんまい!
更に竹森選手も決めてなく引き分けとなり、1勝1敗1分(1本リード)で後半戦に。
急遽チームを離れなければならなくなった小倉選手の後を受けて出場した小石選手。
試合開始早々相手を果敢に攻めて面を先取!その後胴を取り返されて引き分けに終わりましたが、十分気迫は伝わりました。
こうして1勝1敗2分(1本リード)で大将戦に。
在津選手、みんなの気迫を受けて気合十分。ポカも無くきっちり引き分けて勝負あり。
なんとか勝利でスタートできました。

2回戦  対香月剣友会

【ぷりんから一言】

※芳野くんが、2試合連続2本勝ちでチームに物凄い勢いをもたらしてくれました。さすがです。
 竹森先輩が、きっちり勝って、勝負を決めてくれました。

先鋒 芳野 コメ - 
次鋒 池田 メ  -
中堅 竹森 コ  -
副将 小石 メ  -  ド
大将 在津    -  コメ

後日SNSに登録してくれた松下電器剣道連盟の山根さんの話によると
この日の2回戦の対戦相手「香月剣友会」は山根さんの出身道場だそうで(*^_^*)
ご縁って怖いですねぇ・・・(^_^;)
実は竹森選手の対戦相手が山根さんのお兄さんだったというからびっくりです。
この試合も初戦に続いて芳野選手は集中力が違いました。
気迫十分、勢い十分で2本勝ちを収め再びチームを力づけます。
続く池田選手も目の覚めるような面を決め、更に竹森選手も鮮やかな小手を取り、
前の3人で決着をつけてくれました。ふぅ。
副将小石さんは初戦に続きド派手な試合展開で応援団は大盛り上がり!
締めくくりの大将戦は・・・面目ない(>_<)

3回戦  対美龍会

【ぷりんから一言】

※相手は、全員女性。試合巧者でしたね。代表戦は悔しかったです・・。

先鋒 芳野    ×
次鋒 池田 メ  -  ド
中堅 竹森    ×
副将 小石 メ  -  コ
大将 在津    ×

代表 芳野    -  ド

恐れていた事態が現実に!あの悪夢の西部日本大会に引き続き、鬼門の女性チームとの対戦となった3回戦です。
先鋒芳野選手、これまでの勢いをそのまま継続していたかに見えたのですが、相手は女性とはいえ国体強化選手と噂の試合巧者。
西部日本大会では竹森選手が初戦で対戦し攻めあぐねた相手に、やはり思うような剣道をさせてもらえず時間切れ。
押していただけに、いやなムードが高まります。
続く池田選手。これまた相手の不思議な剣道に勢いをそらされそらされしているうちに、思い切って面に飛んだところをまさかの抜き胴。
あぁ!これはやばいか?と思われましたが、そこは流石の池田選手。冷静に攻め手引き面を取り返して引き分けに持ち込みました。
さて、西部日本大会では2試合続けて女性剣士と対戦する憂き目に会った竹森選手。今回はいかに?
前回に比べると自分のペースを崩さずに辛抱の剣道を展開したのですが、やはり女性剣士は難しいんです。
竹森選手でも攻めあぐねてしまいこれも引き分け。
3引き分けで迎えた副将戦。チームはもやもやとしたいやなムードになりかけていました。
ここで登場した副将小石選手は、試合開始直後にびっくり面を炸裂させていきなり1本先取!
おぉー!今日のラッキーボーイか(*^_^*)
このままチームに1勝をもたらすかと思われたのですが、相手も必死にくらいつき、小手を返されて引き分けに。
これで4引き分けの大将戦となりました。
西部日本大会のアタック戦では、六段の永沼選手に不覚の小手を浴びてチームをピンチに導いた戦犯在津選手の登場です。
今回はちゃんと試合の流れは意識していたようで、不用意に攻めたり気を抜いたりということも無く、集中して辛抱し続け、後一歩のところまで攻めたのですが・・・結果は引き分けに。
5引き分けで代表戦と相成りました。

大会規定で最初に引き分けた芳野選手が再び古賀選手と対戦。
正直なところ圧倒的に攻め勝っていたのは芳野選手だったと思うのですが、中々旗が上がりません。
すでにこの日7試合目に突入していた芳野選手、ほとんど労役を課された囚人状態(^_^;)
流石なのはそれでも最後の最後まで攻め続けたのは立派だったと思います。
最後に決めに行った飛び込み面を鮮やかに胴に抜かれて万事休す。
西部日本大会に続き女性チームに敗退するという残念無念な結果となりました。

九州松下剣友会(B)

1回戦 対西高宮剣友会

【ぷりんから一言】

※中山くん、頑張れ!(*^-^*)

先鋒 黒河    ×
次鋒 宮脇    ×
中堅 中山    -  コメ
副将 西原    × 
大将 前原 コ  -  コ

今年は2チームエントリーすることができました。
ところが、Aチームの2回戦と完全にかぶってしまったため、全く応援できませんでした。
ごめんなさい!
前原さん、宮脇さん、西原さん、中山くん、黒河くん、誰か試合内容のレポートをお願いしますm(__)m

みんなの話を総合すると、先鋒黒河選手、次鋒宮脇選手続けて善戦して2引き分けで迎えた中堅戦。
中山選手はかなりがんばって戦ったものの2本を奪われて完敗。
副将西原選手も引き分けて大将戦となり、前原選手登場。
前原選手は小手を先制してリードし、このまま勝てば星的には1勝1敗3分と並ぶものの本数を1本リードされていたため勝負をかけて戦った。
その結果、残念ながら小手を返されて万事休す。
試合後、2階の観客席で遠い目をして放心状態に陥っている中山選手を見ました(^_^;)
それで、【ぷりんの一言】が上記のコメントになったということのようです。

こういうわけで、今年も入賞はなりませんでした。
来年こそは入賞目指してがんばりましょう!

選手の皆さん、応援団の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございましたm(__)m

2007年06月23日

6月23日の稽古会

【参加】 14名

宮本(7) 林田(6) 早田(6) 稲留(5) 在津(5) 川崎(5) 小倉(5) 

恩塚(5) 竹森(5) 前原(4) 芳野(4) 中山(4) 江村(4) 宮脇(2)  

流石にこの日は少ないかなぁと心配していたのが全くの杞憂に終わりました。
なんと14名での稽古会となり、大会前に充実した稽古が行えました。

九大の恩塚さんが見えられて、在津と初のご対面となりました!
まっすぐな剣道をされる方で、本当に勉強になりました。
これからもよろしくお願いいたしますm(__)m

また、蒸し暑い中集まってくださったみなさん、ありがとうございました!

稽古後は、芳野・中山・江村・在津に、お久しぶりのトヨタ九州岡野くんが合流しての夕食会@とり勝で楽しいひと時を過ごしました。
「とり勝」・・・試合の前日に行くにはいい名前のお店だと思いませんか?

最近暑くなってきましたが、無理のしないように各自ケアをしてくださいね(*^_^*)

明日は社会人親善大会です。がんばっていきまっしょい!(古い?)

【次回予告】

今月最後の稽古会です。暑さに負けずにがんばりましょう!

  6月30日(土) 17:00〜19:00 @ 大野城総合体育館 武道場 です!

それでは、17時を目標に武道場に集合しましょう!

2007年06月20日

第3回 福岡市剣道交流大会速報!

今年も福岡市剣道交流大会に出場してまいりました。

ちなみに昨年はこんな感じでした・・・

平成18年 第2回福岡市剣道交流大会

携帯版はこちらから・・・

さて、結果速報に行く前に報告しちゃいます(#^.^#) 今年は下記のようなことになりました!ぱちぱちぱち!

昨年この大会の参加賞で頂いた牧瀬先生書による「初太刀入魂」手ぬぐいの質が非常に良くて、松下電器剣道連盟の「道」の手ぬぐいについだ使いやすさだったため、今年もこの手ぬぐいがもらえるだけでも参加する価値ありだったのですが、下記の通り、いただいたのは手ぬぐいだけではありませんでした。

shimintaikai.jpg

さて、それでは大会結果のご報告を・・・

この大会は少年から60歳以上まで幅広い層の剣士が集まるのが特徴ですが、同時に出場チームの実力がかなり高いことも特色になっています。
一般の部では、チームの各パートに出場資格として年齢制限があり、幅広い剣士がそろっている道場でないと出場できません。

また、少年の部には、昨年に引き続き稲留さんの娘さん息子さんがそろって出場されていました。
今年は息子さんが次鋒で出場したチームが勝ちあがっていたようです。

さて、私たち一般の部は小学生・中学生・高校生の予選が終わって14時ごろから始まりました。
朝早くから集合してくれた選手のみなさん、特に朝一番に受付をしてくれた竹森さん、本当にお疲れ様でしたm(__)m

【2回戦】 対 壱岐南剣友会(東区 指導者:吉浦 彰)

さぁ、まずは一般の部第5試合場の第3試合、われわれの緒戦は2回戦からのスタートです。

今年の先鋒は竹森選手。試合開始から先鋒の役割を十二分に発揮してすばらしい攻撃を展開。
きっちり勝ちを収めると同時にチームに勢いをもたらしてくれました。

続く次鋒は小倉選手。小倉さんを次鋒に置ける辺り、今年の我がチームは一味違います。
相変わらずの安定した試合運びで難なく2本勝ち。いよいよエンジンがかかる九州松下剣友会チーム。

続く中堅は昨年と同じで在津選手。折角竹森さんが勢いをつけて小倉さんがつないでくれたムードに水を差すわけには行きませんでした。
在津にしてはめずらしく冷静に攻撃し続けて2本勝ちし、ここで(公約どおり)前3人で試合を決めました。

続く副将も昨年と同じ栗林選手。前週の高知大会で見せた勢いがこの日も健在でした。
チームの勝利は決まっていたものの手を緩めることなく圧巻の2本勝ち。

そして今年のわれらが大将は林田選手。日頃の高見を目指す稽古と試合への対応との狭間で揺れているかに見受けられましたが、徐々にペースをつかみながらチームの勢いを殺すことなく引分。まずは上々の立ち上がりとなり3回戦進出を決めました。

4勝1分(7−0) ※ 勝ち

先鋒 竹森 メ   (勝ち)     吉田
次鋒 小倉 コ コ (勝ち)     小田
中堅 在津 コ メ (勝ち)     宮元 
副将 栗林 コ メ (勝ち)     溝口
大将 林田     (引分)     藤川

【3回戦】 対 美和台少年剣道部B(東区 指導者:安部 堅)

われわれの第5試合場には、昨年から好調を維持している三菱ふそうチームの中でも、上野選手・鬼塚選手を擁する三菱ふそう本部チームがいました。
初戦を勝てば次はこのチームとあたるだろうと予測していたのですが、実際はこのふそうチームを僅差で破って勝ちあがって来た美和台少年剣道部Bチームとの対戦となりました。

まずは先鋒竹森選手。初戦の勢いそのままに試合開始早々に目の覚めるような面で一本先取。
これがチームに多大なる勇気と勢いを与えてくれました。これぞ先鋒の役割!

続く次鋒小倉選手は、前の試合で鬼塚選手を苦しめた相手と激しく渡り合いながら引分に持ち込みました。これで1勝1分け。

続く中堅在津選手。相手は福岡高校OBの梅津選手でした。力の抜けたひょうひょうとした相手に果敢に攻める在津選手。ところが、先に面をとられてしまいます。
このまま終わると勢いがそがれてしまう!そう思ってひるまずに立ち向かい、すぐに小手を返して勝負に持ち込みました。この日の試合時間は3分で、それほど長くはなかったのですが、残り時間でもう一本を取りに行くことに決めた在津選手はリスクをしょいながら攻めました!・・・が、足が止まったところを面に乗られて敗北してしまいました。

さぁ、こうして勝負の行方は1勝1敗1分(2−2)という全くの五分で副将・大将に託されることと相成ったのでした。

副将栗林選手。いやぁ、流石でした。高段者の試合運びってあんな風にやるのね。でもやってることはシンプルだけどやるのは難しいだろうなぁ・・・という(うまく伝わらないかな?)抜群の試合運びで2本勝ち。

でも、何よりも前半3人が(勝敗は別にして)懸命にチームの勢いを後につないだのが良かったのだと思います。チームワークが機能した場面でした。

大将林田選手の登場です。この時、実は冷静に星取計算ができていたのは小倉さんだけでした(^_^;)
林田さんは「最低でも引き分けんといかんね」とつぶやきながら試合会場へ。
実は、勝ち負けに関係なく1本取ったらチームは勝ちの局面でした。

でも、そんな大将の強い意志が試合で炸裂します。試合開始後すぐに鮮やかな抜き胴が!
赤旗3本が上がると同時に飛び上がらんばかりに喜ぶ小倉さん・・・ここでようやく星取を理解したチームの面々でした。

試合をしている林田選手はそんなことを知る由もなく、引分か勝ちしかないと積極的に攻め続け、結果的には敗北しましたが、チームは見事4回戦準決勝に駒を進めたのでした。

2勝2敗1分(5−4) ※ 本数勝ち

先鋒 竹森 メ   (勝ち)     島田
次鋒 小倉     (引分)     池見
中堅 在津 コ   (負け) メ メ 梅津 
副将 栗林 メ メ (勝ち)     西川
大将 林田 ド   (負け) メ コ 本田

【4回戦 準決勝戦】 対 福工大附属城東高等学校指導者(東区 指導者:中野 直)

準決勝の対戦相手は福岡工大附属城東高校の指導者チーム。
この日高校生の部に出場していた沢山の教え子の声援を受けながら、前二人に福岡県警特錬員をそろえた強豪チームとの、ほとんどアウェー的なのりの試合となりました。

だがしかーし、われわれには黄色い声の応援団がいる!そう、めろん&ぷりんの百人力応援団がいるではないか!さらにこの日は(おめでたの)小倉夫人も加わって「めでたさ」だけなら全く負けていない(*^_^*)

そう気分を奮い立たせて試合に臨んだのですが・・・

先鋒・次鋒とさすがに相手も実力者。あえなく敗北を喫しました。
私は中堅だったので、先鋒の試合開始と同時に面を付け始めたのですが、なんと、面を付け終わらないうちに出番が回る予想外の劣勢に、私自身もあえなく敗北を喫してしまいました。

こうして準決勝でも(公約どおり)前三人で試合を決めたのでした(>_<)ちゃんちゃん。

ところが、副将・大将は一味違っていました。
結果だけみるとそのまま押されて一方的に敗北した感じに見えますが、そんなことはありません。
栗林さんも林田さんもチームの勝敗とは別に九州松下剣友会の看板をしょってすばらしい戦いを披露してくださいました。脱帽です!

色々な問題もあって旗は相手に上がりましたが、立派な準決勝戦だったと思いました。

こうして今年の福岡市剣道交流大会はベスト4・3位入賞という結果で幕を閉じました。

0勝4敗1分(1−9) ※ 負け

先鋒 竹森     (負け) ド メ 小野
次鋒 小倉     (負け) メ コ 千布
中堅 在津     (負け) メ メ 永冨 
副将 栗林     (負け) メ メ 中野
大将 林田 コ   (引分) コ   田中


実は、九州松下剣友会チームは、大会の規模とは関係なく、これまでまったくの無冠だったのです。最高戦績はベスト8が2回ありましたが、今回、日頃一緒に稽古をしている仲間で勝ち取った初めての賞だったため閉会式辺りからじわじわと感動がこみ上げてきました。

「入賞っていいな・・・」そんな顔で一日を終えた選手一同でした。

さぁ、今週は社会人親善大会です。こちらも入賞目指してがんばりましょう!

※下の画像を表示した状態でブラウザの更新ボタンを押してみてください^m^

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2007年06月16日

6月16日の稽古会

【参加】 11名

林田(6) 那須(6) 山村(5) 谷川(5) 在津(5) 川崎(5) 

小倉(5) 竹森(5) 池田(5) 中山(4) 黒河(2) 

今日はいつもと時間が違うにもかかわらず11名という大勢での稽古会となりました。
久しぶりに那須さんも参加していただき、熱気あふれる内容となりました。

今月は先週の高知大会、明日の福岡市交流大会、来週の社会人親善大会と試合が続きますので、みなさん調整に余念がないようです。

【今日の教え】

『止心』と言う言葉があります。心がひとつ所にとどまってしまう状態です。
相手に対して、中心を取ること、出端を捉えること、打ちたい、勝ちたい・・・こういったことに心がとらわれると、そこに集中してしまい、結果的に心が止まってしまいます。

心は自由に働かせて、特定のところにとらわれてしまわないように注意して取り組むこと。

【次回予告】

ご注意ください。いつもと時間が違います!!

  6月23日(土) 15:00〜17:00 @ 大野城総合体育館 武道場 です!

それでは、15時を目標に武道場に集合しましょう!

2007年06月12日

第46回西日本勤労者剣道大会 結果速報!

今年も6月9日(土)10日(月)の両日、高知県に遠征してまいりました。
昨年は往路は飛行機で、復路は古賀さんの自動車+JR+新幹線で遠征したのですが、今年は下記の日程で在津車にて遠征してまいりました。

ちなみに昨年はこんな感じでした・・・

http://www.kenshi-shokun.com/9matsu/archives/2006/06/post_9.html

携帯電話の方はこちらからどうぞ・・・

http://www.kenshi-shokun.com/mt/mt4i.cgi?id=3&cat=49&mode=individual&no=11&eid=110

9日(土)

午前 1:00 西鉄都府楼前駅MGC駐車場集合
午前 1:30 太宰府IC出発
午前 4:00 臼杵港着
午前 4:45 オレンジフェリー乗船
午前 7:00 八幡浜港着
午前 9:00 高知市内着
午前11:30 高知武道館着

※松下電器剣道連盟合同稽古

※ニューホテル四国泊(1泊2食弁当付)

10日(日) 西日本勤労者剣道大会

午後 5:00 高知市内発 石鎚SAで夕食
午後 8:55 八幡浜港着
午後 9:00 オレンジフェリー乗船
午後11:15 臼杵港着
午前 1:30 鳥栖IC着
午前 2:45 西鉄都府楼前駅MGC駐車場解散

往路は西原・満田・在津、復路は栗林さんを加えての、中々楽しいドライブとなりました。
来年は手島さんお勧めの陸路に挑戦しようかなと思っています!

さて、初日の合同稽古会が終わった後は、昨年の教訓を生かしてさっそく自由行動開始!
まずは高知市内で初がつおの旬なところをおなか一杯楽しんでから桂浜へ。
坂本竜馬に会いに行ってまいりました。

※荻野くん、来年は一緒にかつおを食べに行こうね(#^.^#)

【桂浜を見下ろす竜馬の像 昭和三年に作られたそうです。】

ryoma.gif

【はだしで歩くとなんともいえない気持ちよさでした・・・桂浜】

katsurahama.gif

さて、肝心の大会速報を・・・

大会全体の結果は下記の通りでした。

優勝:高知教員A 2位:徳島県警B 

3位:松下電工本社B(中野・太田・前田) 東レ滋賀A(武井・斉藤・竹中)

松下剣連の小松原さんの速報によると・・・

東レが5チーム出場のうち、4チームが決勝トーナメント(ベスト16)に進むという離れ業を演じ、層の厚さを見せ付けました。又、電工Bは愛媛県警Aと高知県警Aに勝ち、素晴らしかったです(が、本人らは3位で悔しいと言ってました)。
電工A(勝見・植田・滝崎)はベスト8で徳島県警Bに敗退しました。

とのことでした。

【出番を待つルーキー福井選手とオレさまヨンさま】

yontofuku.gif

今回九州松下剣友会からはMGCチームとして以下の2チームが参加しました。

MGC Aチーム

先鋒 満田
中堅 多田
大将 在津

MGC Bチーム

先鋒 中山
中堅 西原
大将 古賀

1回戦

MGC Aチーム

初戦は大会開始早々の第4試合、相手はなんと大阪の強豪「綜合警備保障Aチーム」でした。
前日パンフレットで組み合わせを見てチームメンバーは戦々恐々となりましたが、気分を入れ替えて「打倒アルソック!」を合言葉に燃えて戦ってきました。さて結果は・・・

先鋒満田選手は、中々の試合運びで若さで押してくる相手と果敢に攻めあいました。
途中相手が足の指を負傷するアクシデントがあり、直後満田選手が頭から倒されるアクシデントもあり、緒戦から激しい試合となりました。結局4分間の死闘の末引分となりました。

中堅は紅一点の多田選手。急な出場依頼を快く引き受けてくれた彼女、総警の中堅を相手に健闘。結果的には2本負けとなりましたが十分覇気が伝わる内容でした。
こうして前半二人で圧倒的不利といわれた中、なんとか試合を作って大将にまわしてくれたのですが・・・

大将戦は予想通り厳しいものとなりました。前日までは、例えば、こちらが相手の出端を捉える絶好のチャンスをつかむ直前など、相手選手をピンチに追い込んだ瞬間に、「いちにぃさんしぃ、アルソック!」の掛け声とともに井上康生率いる<アルソック・セキュリティ軍団>がどこからともなく現れて立ちはだかったらどうしよう・・・などと心配したものですが、そんな心配は(豊田さんが言うとおり)全く必要ありませんでした。

無駄のない動きで足を上手に使って攻めてくる相手を攻めあぐねた在津は、なんとか起こりを捉えようと焦ってペースを乱し始め、挙句に引き出されて小手を押さえられ、そこが急所と悟られたか、2本目は全く同じ攻め口で小手を鮮やかに捉えられて、あえなく2本負けとなりました(>_<)

さすが警備会社。侵入者の対策はばっちりでした(#^.^#)
むしろ私の方に井上康生率いるホームセキュリティ軍団が必要だった様です。
※口では負けない自信があるんだけどなぁ・・・(^_^;)

冗談はさておき、やはり名のある相手との試合は楽しいものです。もちろん完敗したことは悔しかったのですが、彼と立合った感覚は十分楽しめました。感謝です。機会があればぜひリベンジしたいものだと思いました。

先鋒 満田  引  分     岡垣康成(25歳4段)
中堅 多田  2本負け メメ  西  亮(30歳5段)
大将 在津  2本負け ココ 北野智寛(32歳5段)

こうしてAチームは今年も初戦敗退と相成りました(>_<)

MGC Bチーム

続くBチーム。こちらは22試合目、お昼過ぎの試合となり待ち長かったことと思います。だからこんなことになったのかも?!・・・(^_^;)
 
【待ちくたびれてしまったご両人に隙あり!・・・古賀さん!怒らないでねm(__)m】

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これがなんとも奇遇なことに、Bチームも総合警備関係の「愛媛総警Bチーム」と激突することに。

「古賀さんは勝負に厳しいから、特に先鋒がふがいない試合をしたら怒られるよぉー」と前日から散々中山くんを脅しておいたためか、先鋒戦は中々の好試合に。ただ、気迫は感じられるのですが、少し年下の相手に今一歩攻めきれないまま時間が過ぎていきます。

この大会は試合時間が4分と長めなので、決め手なく時間が進むと、選手はお互いしんどいことになっていくのですが・・・。
案の定、日頃の稽古不足が祟ったか、中山選手のフットワークが若干鈍くなり始めました。
つかれてきたかなぁ・・・と思ったその時、こらえきれず不用意に面に飛び込んだところを胴に抜かれ、応援団に悲鳴が!!「そこを打たれちゃいかんやろ!」と叫ぶ岩本さんを筆頭に、あちゃちゃぁと嘆く応援団を尻目に、今度は焦った中山選手が1本取り返そうと強引に攻め入ろうとしたところを返り討ちに・・・2本負け。勢いを呼ぶ試合振りではありましたが、結果的にチームは不利な展開に陥ってしまいました。

続く西原選手。相手は上段でした。あまり上段との試合経験がなかったと言う西原選手の言葉どおり、ユニークな攻め手で相手を戸惑わせる西原選手。上段には「右に右に」攻めていくイメージがあるのですが、ドリトル西原選手は「左へ左へ」と攻め続けて果敢に相手の右胴を狙っていきます。思わぬ試合運びに戸惑う相手選手。これは案外行けるかも!と思われたのですが、これも4分という試合時間が災いしたか・・・残り1分きったと思われるころ、ついに上段からの激しい一太刀が西原選手を捉えてまっぷたつに!これですっかり落ち着きを取り戻した相手選手が続けざまに二本目を決めて万事休す。大将戦を待たずにBチームの敗退が決定してしまいました。

チームの勝敗が決してしまいモラルがあまりあがらなかった古賀選手は、あまりいいところなく敗北し、チームはストレート負けを喫したのでした。

先鋒 中山  2本負け ドメ 和泉孝征(22歳3段)
中堅 西原  2本負け メメ 松元大志(23歳3段)
大将 古賀  2本負け メメ 加藤敏雄(25歳4段)

その他の関係者の活躍

この大会には、他にも九州松下剣友会から下記の皆さんが出場しました。

栗林選手(松下生技研Aチーム・大将)
芳野選手(松下電器Aチーム・先鋒)
手島選手(松下素心館チーム・中堅)
池田選手(NTT西Bチーム・中堅)

そして、九州松下剣友会の稽古会にはまだ参加したことはありませんが、PCCからは二宮選手も栗林さんと同じ松下生技研チームの先鋒として出場、活躍しました。

ここで再び松下剣連の小松原さんの速報を借りると・・・

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昨日、高知県民体育館で第46回西日本勤労者剣道大会が
開催されました(337チーム参加)。

私はそんなに試合をしてませんが、今朝まで疲れが残っております。
高知まで行かれた方はお疲れ様でした。

私達、剣道連盟は

・松下電器3チーム
・松下生技研3チーム
・松下素心館1チーム
・松下電池2チーム
・MGC(在津道場)2チーム

の11チームが出場し、出場チーム数では全団体の中でも
トップクラス(トップかも)でした。

初戦突破が6チームとようやく半数を超えるという厳しい船出の中、
4回戦(ベスト64)に進出は3チームでした。

とはいえ、3チームとも2回戦からの出場で、3試合しかしてません。
1回戦から出場し、3回戦まで行った1チームと併せて、3回試合をしたのは4チームだけという結果でした。
稽古量からすると妥当なところですが、残念でした。
そこまで行くと公務員(警察・刑務所・教員)か強豪(東レとか)とあたるので、1つの壁です。

その3試合したのは

・松下電器A(芳野・福井・永井)
・松下素心館(小松原・手島・福田)
・松下電池A(尾関・堺・吉田)
・松下生技研A(二宮・岩元・栗林)

又、1回勝ったチームは

・松下電器C(中村・坂井田・石橋)
・松下生技研C(角・伊藤・熊谷)

でした。

今回、最も印象に残ったのは、3戦全て2本勝ちの手島選手と
2回の代表戦をクリアし、最後は優勝した高知教員の森選手(明徳義塾)と名勝負を展開した20年振り出場の栗林選手でした(なので、栗林さん的には5回試合をした)。

7月には近畿実業団と電工との合同稽古
その後、武蔵研修会、9月の全日本実業団大会と進みます。
暑くなってきましたが、高槻や大野城での稽古会に参加下さい。

では、今週も業武両道に頑張りましょう。

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ということで、栗林さんは大車輪の活躍でした。(クリさんお疲れさんでした!)
特に優勝チームとなった高知教員Aとの対戦はとても印象的でした。
(色々な意味で)ホームチームの強みを発揮する高知教員Aチームの大将 森大樹選手(福大大濠出身・昨年の全日本高知県代表・明徳義塾監督)を相手に一歩も引かない戦いぶりでした。本当にお疲れ様でした。

【ひとりで5試合を戦い抜いた栗林選手の雄姿】

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また、NTT西から出場した池田博貴くんも大活躍を見せました。
チームもベスト64以上に進出していました。最後まで見ることができなかったのが残念です。

※池田くん、今度稽古会の時に試合の結末を聞かせてください。

手島さんは本当に(相変わらず)強かった!小松原さんのメールにもあるように、本当にほれぼれする試合運びでチームをパート準々決勝(ベスト64)に導きました。会場にぷりんがいたら大変なことになったと思われます(#^.^#)

【もう一歩でパート準決勝進出だった素心館チーム】

soshinkan.gif


そして、われらが芳野くんもすばらしい活躍でした。松下電器Aチームの先鋒としてチームを鼓舞し、こちらもパート準々決勝(ベスト64)進出に貢献しました。特に2試合目の直前に「今度は一本とって来ます!」と宣言して試合に臨み、見事な二本勝ちをした姿を見て、久しぶりに感動しました。

【狙った獲物は逃さない・・・オレさまヨンさま】

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来年またひとりでも多くの選手が試合に貢献できるように稽古会で切磋琢磨したいと思います。

【業務連絡】 中山くん、ちゃんと稽古に来なさいよ!来年はリベンジするよ!(^.^)

さて、最後になりますが、今年の高知遠征を総括する言葉として、松下電器剣連の野田さんより頂戴したメールから下記をご紹介します。

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大変お疲れさまでした。
剣道部の行事の中でも西日本勤労者大会は一種変わっています。

柳生は基本、武蔵は応用、高知は試合と思っています。

57歳でも若い人と試合が出来ること、勝ち負けは別として
若い人の早い竹刀の打ちにも通用する攻めを来年は身に付けて
頑張ります、ご参加ありがとうございました。
皆さんによろしくお伝えください。

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野田さんが仰るとおり剣道には「基本」「応用」「実践(試合)」の3段階があると思います。
いくら基本・応用を身に付けても、それらの技を実践する精神力が不足していてはものの役に立ちません。剣士たるもの、いついかなる場面でも「平常心」と「不屈の精神」「集中力」を発揮して、自己の持てる力を十二分に発揮できる自分でいたいものですよね。その実践の場が「試合」だと心得れば、試合の場数を踏むことは剣道の修行上とても大切なことだと思います。そして、ただでさえ忙しい中、限られた時間をやりくりして、年間に限られた数の大会に出場するのであれば、そんな貴重な試合体験をひとつでも多く積み重ねることができるように1試合でも多く勝ち上がることが大切です。1試合勝てばご褒美として次の1試合を再び体験することができるのですから・・・。

目先の大会でよい戦績をあげることだけでなく、1試合でも多く体験するために勝つということを、試合で勝利を目指すうえでの動機づけにすることで、「何が何でももう一試合!折角ここまで来たのだから!」とがむしゃらになれるようにしていきたいと思いました。

よく「もう試合は卒業した。」とか「選手生活からは引退した。」などという言葉を聞きますが、とてもさびしいことだと感じます。スピードや力任せの技だけが剣道ではないと言いながら、試合の場でその言葉を実践する者がいないとなると、競技剣道の先にある深みのある「剣道」も折角のその重みを失いかねません。だからこそ誰かが実践せねばなりません。

昨年の野田さんの試合、今年の栗林さんの試合を見て、生涯剣道実践者の気迫を学んだ気がして、とてもありがたく感じました。

また、女性選手ながら上段男子選手相手に抜群の気迫を見せ、あと一歩まで追い詰めた豊田選手。4分間の試合時間中、かなり乱暴な攻撃を受けて、何度も何度も場外に倒されての無念の1本負け(それも反則ポイントのみ!)に終わりましたが、その気迫あふれる試合運びには大きな感銘を受けました。豊田さん、本当にお疲れ様でしたm(__)m

こうして、今年も沢山の学びを得ることのできた高知大会でした。
来年もまた上位進出を目指して高知に遠征したいと思います。

松下電器剣道連盟の年間行事である柳生研修会・武蔵研修会・高知遠征にひとりでも多くの皆さんと参加できることを期待しています。

最後になりましたが、出場選手の皆さん、本当に遠路ご苦労様でした。

これからまた暑くなりますが、各地の稽古会で一緒に汗を流しましょう!

2007年06月11日

6月9日の稽古会

【参加】 5名

宮本(7) 山村(5) 小倉(5) 恩塚(5) 川崎(5)

【今日の教え】

基本稽古の時、気付かないうちに自分の打ちやすい(言い換えると楽な)間合で打ち込んで行き易い。
実のある基本稽古にする為には、攻めは接刃の間合で行い、一足一刀の間合に入り次第、即、打突動作に移る事が大切です。

【内容】

宮本さん「今日は切り返しを多めにやろうね(はぁと)」

この一言から久々の切り返し10本を実施した今回の稽古会は高知組が遠征で不在の為、若干参加人数が少なめとなりました。

そのような中、小倉さんの紹介で九大医師の恩塚さんが稽古に初参加して下さいました。
地稽古でお相手させて頂きましたが、美しい姿勢からの素直で真っ直ぐな打突が素晴らしいです。
今後もお時間があればご参加頂けるとの事ですので、これから楽しみですね。

以上、今回は川崎のレポートでした。

【次回予告】

ご注意ください。いつもと時間が違います!!

  6月16日(土) 16:00〜18:00 @ 大野城総合体育館 武道場 です!

それでは、16時を目標に武道場に集合しましょう!

2007年06月08日

6月2日の稽古会

【参加】 9名

宮本(7) 林田(6) 谷川(5) 山村(5) 中村(5) 在津(5) 川崎(5) 竹森(5) 松尾(4) 

【今日の教え】

基本稽古の際には、ただ漫然と打つのではなく、間合をつめて攻めて、間合を作り出して、機会を捉えて打突する一連の手続きをきちんと踏んで行うこと。

準備運動のような打突練習を行っていたのでは技量向上は望めない。
その辺りを各自工夫するように。

【今日の気づき】

「初太刀の1本」という稽古メニューがあるが、これを何のために行うのか、各自がもっとよく研究工夫して欲しいと思います。

審査や試合にも通じることですが、「初太刀を必ず取る」ということであって、「ただ単に相手より先に一本を取る」ということではありません。

そこのところが最近気になります。

【次回予告】

  6月9日(土) 17:00〜19:00 @ 大野城総合体育館 武道場 です!

この日は高知県で西日本勤労者剣道大会に出場する選手が高知遠征します。

小倉さんの紹介で九州大学の医師である恩塚さんが稽古会に初参加される予定です。
福岡に残るみなさんはぜひ一人でも多く稽古会に参加してください!

川崎さん、稽古会の模様を後日教えてくださいね(#^.^#)

それでは、17時を目標に武道場に集合しましょう!

2007年06月01日

5月26日の稽古会

【参加】 14名

渋谷(7) 林田(6) 早田(6) 谷川(5) 山村(5) 在津(5) 川崎(5) 竹森(5) 

池田(5) 江村(4) 松尾(4) 黒河(2) 宮脇(2) 谷川さんの娘さん

山梨県甲府市から渋谷さんがご来福。
渋谷さんを迎えての今年3度目の稽古会となりました。

この日は西日本学生選手権大会が開催されていた関係で、大会審判、母校の応援、OB会からの召集などなど、多くの皆さんが忙しくされていたため、稽古会に参加できるのが当初は在津と池田さん、宮脇さん、休日出勤後に何とか駆けつけてくれると言ってくれた竹森さんの4名しかいないという状況でした(^_^;)

ところが、ふたを開けてみると、池田さんの剣友会参加を聞きつけた福岡高校OBの山村さんや、時々参加してくださる谷川さん親子の他に、ホームページで情報を見つけて駆けつけてくれた熊本出身の黒河さんや、どこからか情報を得て参加してくれた防衛大学出身(今年卒業とのこと)の松尾さんなど、とても多くの皆さんが参加してくださいました。

そういうわけで、垂ネームには「山梨」あり「熊本」あり「神奈川」ありと、とてもにぎやかでした。

黒河さん、とりあえず携帯メールアドレスをメーリングリストに登録しています。
PCのメールアドレスがあれば知らせてください。よろしくお願いします(#^.^#)
松尾さん、メールアドレスの連絡待ってます。こちらもよろしくです。

おかげで14名での盛り上がった稽古会となりました。

今回は渋谷さんとじっくり稽古ができるなとか、竹森さんに前回のリベンジだ!などと勝手に想像していた在津は、結局どちらとも稽古ができなかったくらい大盛況でした。

稽古会の後は、山田さんの手配で博多区の居酒屋「八千代丸」で第2道場となりました。

いつもながら、面を外すととても紳士な渋谷さんと楽しいひと時を過ごすことができました。
渋谷さん、いつもありがとうございます。

次回はぜひイカの会を開催したいですね(#^.^#)
6月最終土曜日・・・確定したら連絡ください!待ってまーす。

【次回予告】

  6月2日(土) 17:00〜19:00 @ 大野城総合体育館 武道場 です!

希望者がいれば17時から日本剣道形の稽古や切り返し10本トライアルなどやっています。
17時を目標に武道場に集合しましょう!