「気」の働かせ方について
いよいよ今年は6段挑戦の年となります。
5段に昇段させていただいてから早くも5年の月日が経とうとしている・・・。
「光陰矢のごとし」とはよく言ったものだと思います。
さて先日、これまで自分が残してきた記録をまとめて読み返していて、面白いことを発見しました。ちょうど昨年2月の中頃に下記のような記事を残していたようなのです。
その記事には、一昨年取り組んでいた課題である「足と腰で行う剣道〜先を取る」がひと区切りつきそうな所で新たな壁にぶつかって悩んでいた私が、その壁を乗り越えるためのヒントになりそうな課題について、一時期に何人かの先生に同様の指摘を立て続けに受け、昨年のテーマを「間合を知ろう!」に決めたという件を書いています。
すると、大変興味深いことに、今年の同じ2月中頃、下記のような記事を書いていたのです。
ここには、九州松下剣友会の稽古会で新しい課題を指摘されてありがたかったということが書かれています。
この「指摘」は、昨年の課題であった「間合を知ろう!」がある程度区切りがついた所で次の「目に見えない壁」にぶつかって悩んでいた私の意表をついて突きつけられたもので、言われたその場では何を言われたか実はよくわかりませんでした。
その晩よくよく考えてみても何を言われているのかわからなかったくらいで、翌日のむさし剣錬会朝稽古でもう一度その話について聞かせてくださいとお願いしたくらいのものでした。
ところが、この指摘を受けた直後に、別の先生から立て続けに全く同じ指摘を受けたのでした。
その後は、考えれば考えるほど、これこそ今の自分が直面している壁を乗り越えるために必要な課題そのものなのではないかという確信を持ちはじめ、とうとう今年のテーマを「気の働かせ方を学ぼう!」に決めたところだったのです。
そのお礼を下記の記事中の「追伸」に書いていたりしています。
後から考えると、この流れは、まるで昨年の繰り返し・・・違うのは課題の中身だけでした。
不思議なものですね(*^_^*)「求めよ、さらば与えられん。」を体感した出来事でした。
さて、肝心の「気」の働かせ方について考えて見ましょう。