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全日本選手権福岡予選会番外編


久しぶりに秒殺された在津はあまりの出来事に呆然・・・。

そういえば、稽古会を始めたばかりの頃は、試合に出場しても
結構秒殺されることが多かったなぁ・・・と思い出に耽ってみたりして。

でも、最近はここまで寸殺されることはなかったのです。
で、対戦相手の吉川さんの次の試合も見学しました。
相手は福岡県警の峰松さん。

う!すげぇ!相手が誰だろうと開始の声と同時に攻めまくっている!

そんな吉川さんの姿に、はっと気がつくものがありました。

『気迫』といいますか、『気合』といいますか、とにかく
攻めて攻めて攻めつづける迫力がみなぎっている。

で、その攻めの気迫にだんだん押されて・・・結局、県警の峰松さんも
破っちゃった。

そんな試合振りを見ていて、彼に敗れることは、技の前に心で敗れることを
意味するんだなと感じました。

で、その試合を見ていて心に期したのです。

こんな相手にこそ、負けちゃいけない!
技で負けることはあっても心では負けたくない。

とにかく稽古を積んで、心で負けない剣道を目指すぞ!

試合は勝負を決することだけが目的では無いと思って参加しています。
もちろん、試合をするからには勝ちを目指しています。
だからといって、何をしてでも勝てばいいのかというと違うと思っています。
正面から向かって勝負する中に勝ち負けがあり、
勝っても負けても、その試合の中に何かしら自分に足りないものを見る気がします。

というわけで、試合に出場することは、自分に足りないものを
自覚できる場という意味で、大変意義深いことだと思います。

自分にできる精一杯の正しい剣道で向かっていって勝つ。
これを目指して日々精進すべしですね。

まだまだ積極的に試合に出るぞ。と心に誓う在津でした。

みなさんも試合に出場しませんか?

では。ごきげんよう!


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